自作キーボード:QMK環境の構築に苦戦したけどきちんと説明読んでなかっただけだった話
はじめに
TONE/NOTEのハードウェアを完成させたところですが、他にもソフトウェアとして、キーアサインを設定するためには、ファームウェアの書き込みが必要です。
書き込むには、PC上にQMK環境と呼ばれるファームウェアを作成する環境の構築が必要になります。
基本的にネットに記載の手順通りやればよいはずですが、適当に読んでいると間違いを起こします。
私はきちんと読んでいなかったので環境の構築にいろいろと躓きましたので備忘録として残しておきます。
環境構築
手順
ここの記載の通りに進めます。 docs.qmk.fm
Msys2のインストール
この記載の通り、MSYS2の手順通りに進めます。
インストール先を決める画面があります。 私はここをよく読んでおりませんでした。
(ASCII, no accents, spaces nor symlinks, short path)
ここをよく読まず、Cドライブ直下はなんか嫌だなぁ、C:\Program Files(途中スペースが入っています。)にフォルダ作ってそこにしよう、とやってしましました。
結果、詰まりました。きちんと指示に従いましょう。
また、次の文にも注意が必要です。
開いている MSYS2 の全ターミナル画面を閉じて、新しい MinGW 64-bit ターミナル画面を開きます。注意: これはインストールが完了した時に開く MSYS ターミナルと同じ ではありません。
また私は適当に読んで、一回閉じて、MSYS2のターミナルをもう一回開けばよいんだろう、と思い、開いて次に進みました。
結果、詰まりました。きちんと指示に従いましょう。
ポイントはここです。
新しい MinGW 64-bit ターミナル画面
今まで開いていたのはMSYS2ターミナルで、新しく開くのはMinGW 64-bit ターミナルです。別物です。
注意: これはインストールが完了した時に開く MSYS ターミナルと同じ ではありません。
わざわざ太字で注意書きされていたのに、完全に目に入っていませんでした。
さて、続けようとしましたが、 MinGW 64-bit ターミナルとは何ぞや、と思いました。MSYS2インストールフォルダをよく見るとそいつはいました。 mingw64.exe・・・これっぽい。こいつを開いたところ、先に進めました。
あとは問題なくビルド環境が完成しました。
おわりに
いかに私が指示書をよく読んでいないかがわかりました。猛省します。。。